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ちょっとひといき * 純子とお茶を / 平井純子
<2015.8.7>「わたしの Via Dolorosaヴィア・ドロローサ “悲しみの道”」
写真:村岡崇光先生 / 奥様の桂子さんと
村岡崇光先生の著書・訳書
『私のVia Dolorosa:大東亜戦争の爪痕をアジアに訪ねて』
日本が戦った第二次世界大戦について、日本人であるわたくしたちが知るべき多くの事実を、多様な視点から伝えている。村岡氏が訪れたアジア各国の様々な状況、日本との多様なかかわり方、それらの国の人々の、温度差のある日本への視線に接することができる。
『折られた花』
オランダ人女性マルゲリートハーマー著、村岡崇光訳で、日本軍の一部の人たちから強制的に慰安婦をさせられたオランダ人女性たちの悲愴な証言を伝えている。
本インタビュー収録は、2014年7月12日に行われた。
<2014.12.26> シュバイツァーに憧れてー少年時代の夢が実現
UCLA医学部教授 がんと血液の専門医、新原豊博士にきく・Part 2 <この番組を聞く>
今季、新原先生のお話をうかがって、励まされましたね。
難病に苦しんでいた人々が、新薬によって、苦しみが癒され、健康が回復されていくというのもすごいことですが、研究のために必要な1億円というようなお金が、必要な時に、ちゃんと与えられるというのも、すごいことですね。
大きな存在が、先生の志を見守っていらして、必要にこたえてくださっていることを想います。
新原先生のお話の後半、お待たせいたしました。どうぞお聴きください。
Part1は、こちら
「シュバイツァーに憧れてー少年時代の夢が実現」
UCLA医学部教授 がんと血液の専門医、新原豊博士にきく・Part I <この番組を聞く>
新原豊先生のお話は、きいて励まされます。
将来を考える若い方たちにぜひきいてほしいと思います。
<2013.11.11> ドイツ宗教曲と歌曲ー大島博氏に聴く(約15分)
曲:「シェメッリ歌曲集」より「おお愛らしいイエスよ」
アルバム:「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」より
演奏:テノール・大島博 オルガン・広沢 麻美
<2013.08.06> 正しい歴史認識を(約15分)
写真:村岡崇光 先生ご夫妻:アラム語入門の学生たちに囲まれて。中央はホステス役の学生/2012年バンコクで
<2013.06.27> 国民栄誉賞の授賞におもう(約15分)
参考資料:
中根千恵著「Japan Society」(University of California Press, 1970)
中根千恵著「タテ社会の人間関係」(講談社出版、1967)
<2013.02.14> ライプチッヒでバッハを聴く(約21分)
インタビューに応えてくださったピアニスト山崎孝氏と田村あかねさん(パイプオルガンを勉強中)に感謝します。
山崎孝氏は、「J.S.バッハ:アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集 [改訂版]」を2012年に全音楽譜出版社より出版。改訂版の出版に伴い、山崎氏の演奏のCDが2月にフォンテックより発売の予定です。
*山崎氏のインタビューは、2012年6月に、バッハフェステイバルが行われていたライプチッヒで収録したものです。
<2012.10.16> 日本の印象(約12分)
英国の外交官夫妻、
John and Letty Beyersへのインタビュー:「日本の印象」
翻訳を見る前に、この会話の要点を聞き取ってみましょう。下記の質問を念頭に入れて、その答えを捉えるように、そこに集中して、会話をきいてみましょう。きっとわかると思います。一部始終聞き取れなくても、要点が把握できれば、コミュニケーション成立です!
Questions:
1.Beyers さんは、ある学会(Conference)に参加したとおっしゃっていました。何に関する学会ですか。
2.日本で、どことどこに行きましたか。
3.木曾Valley(木曾谷)では、何をしましたか。
4.そこで、ある動物のことが話題になりました。その動物とは何ですか。その動物と出会いましたか。
5.森林浴のことが話題になりました。同じようなことを英語で何と言いますか。
質問の答
1.黒海 Black Sea
2.京都、奈良、木曾谷、静岡、東京
3.歩きました。旅館に泊まりました。日本料理を食べました。
4.熊。出会いませんでした。(We missed bears.)
5.We emersed ourselves in green.
John: 静岡大学の松下教授のお招きで日本に来ました。__についての学会がありました。
Junko: 日本で __についての学会ですか。
John: ええ、日本には、__とその周辺の国々、ウクライナ、ロシアなどに関する専門家がたくさんいるのですよ。
Junko: それで、今回は初来日ですね。日本の印象はいかがですか。
John: 日本の印象は、とても親切でフレンドリーな人々がいると思います。
Junko: 日本は、どこに行きましたか。
John: 私たちは __と__と木曾Valleyと__と__へ行きました。馬篭から 歩きました。小さな旅館に泊まりました。快適でFriendlyでした。私は 日本の習慣をあまり知らなかったけれど、いろいろ教えてくれました人々は、本当に親切。日本の旅館、ゲストハウスに泊まったけれど、旅館の女将が、ここで、靴をぬいで。。。とか、一つ、一つ、教えてくれる。。。
Junko: そう、それは大事なことですね。日本語は少しは話せたのでしょう。
John: いいえ、それが全然。「こんにちは」だけです。「ありがとう」と。でも、地図を見ているだけで、必ず、誰かが来て、尋ねてくれます。「道に迷ったのですか」「何か困っていますか」と言ってくれます。言葉はわからないのですが、その場所をさして、あちらの方です、とか、教えてくれるのです。
Junko: コミュニケーションはできたのですね。
John: ええ、誰もが微笑んでいて。。。とてもよい印象をもちました。
Junko: 木曾谷で何をしたのですか。
John: __ました。普通は、2時間ほどでいける距離ですが、私たちは、わざと、ゆっくり、時間をとって___ました。まわりの景色を楽しんで、味わいつつ。。。
Junko: 奥様は 画家でいらっしゃいますね。スケッチをしましたか。
Letty: ええ、このポケットに入るようなスケッチブックですが、もう満載になってしまいました。お茶を飲んで、一息入れたりするときに描いていきました。写真も とりました。富士山の写真も。
John: 今回は よいコントラストだった。たとえば、京都の庭は、非常にコントロールされていますが、木曾谷は 人の手が入らない自然そのものがいっぱいある。
Letty: 私たちは 中仙道を歩きました。 John: まごめまで。
Junko: __に出会いましたか。__を散らすベルを鳴らしましたか。
John: いいえ、ベルは鳴らしませんでした。私たちは、__と______のです。でも、______。今度は、蜂蜜をもってこようか。好物だとまんがに書いてあったから。
Junko: 日本人は入浴が好きです。同じように、森林浴を楽しみます。
John: わたしたちも、同じことをこう言います。___________と。
Letty: そして、奈良の法隆寺がすばらしくよかった。。。
John: 私たちは、友達に、日本に来ることを勧めようと思います。とても美しい国だから。人々は 本当にフレンドリー。自分の利益のためではなく、真実の親切だ。
Junko: 最後に、好きな格言とか、言葉がありますか。
John: そうですね。これはある考えだけれど。「自分が心を開いて他人(ひと)に親しく接すると、そのように他人(ひと)も自分にしてくれる。」のだと思います。
Junko: あ、それで思い出しましたけれど、私の英国での、オックスフォードでの経験です。ある時、町を歩いていて、すれ違う人々が、みんな私に微笑んでくれる。なぜかしらと家に帰って鏡を見たら、その日は、私が微笑んでいたのだということがわかりました。自分のしたことは、他人(ひと)から返ってくるのですね。
きょうは、時間をとってお話をしてくださり、ありがとうございました。